しじみ島

都内のどこかに住むOLの日々と雑記と替え歌

残業ネガティブ替え歌 「残酷な天使のテーゼ」

私が新卒で入った会社は勤怠がかなりユニークな会社で、

結構な激務、サビ残、月に1・2度は会社の制度で土曜出勤あり。

(土曜が完全に平日扱いで出社になる。休日出勤とは別)

入社一年目の私の一週間の残業時間が、姉のひと月分の残業時間を超えたことも。

(それでも姉の方には残業代が出ます。涙で前が見えない)

そんなこんなで入社後初めて作った替え歌です。

元歌は「残酷な天使のテーゼ」。

 

「残業が定時のように」

残業が定時のように
終電よ日課になれ

 


壁の時計が今 帰る時刻鳴らしても
パソコンだけ ただ見つめて 働いてるみんな
納期守ること 売り上げるのに夢中で 
残業さえ タダでさせる いたずらな企業

そしていつか気付くでしょう その企業には
タイムカード帰りに押す 意味は無いこと

残酷な定時のチャイム 帰るもの誰一人なく
にじみ出るぬるい社則が 法律を裏切るなら
この仕事片づく日まで 終電よ日課になれ


ずっと貯まってく 無駄なサービス残業
きっといつか 定時通り帰れる日が来るよ
長い残業を 金に換える人もいる
日本国の法の通り 手に入れたいけど


手当もなく帰る人も誰も無いなら
定時はそう 時刻を知るためのサンプル


残業は定時のあとに 悲しみがそしてはじまる
のぞき見た社会のカタチ その闇に気付いたとき
締め切りが片付く日まで 終電よ日課になれ

人は時を切り売りして 日銭を稼ぐ
売れぬ時も切り刻んで私は生きる

残業が定時のように 窓辺には夜景が光る
にじみ出るぬるい社則が 法律を裏切るなら
この仕事片づく日まで 終電よ日課になれ